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やっと展開があると思います

エンジュの一番大きな屋敷にマツバさんは住んでいる。

ヤマブキからリニアに乗ってコガネに向かい、そこから自転車でそこに全力ダッシュ。

「マツバさーん、夜分遅くにすいませーん!!」

「ヒビキ君、どうしたんだい。」

マツバさんが着物姿で瞼をこすりながら戸を開ける。そろそろ、あの人がやばいかもしれないと俺は告げた。

紫色の瞳が大きく開かれ、何とか冷静に戻った。

「・・・彼から電話があったよ。今、ミナキくんはシント遺跡まで行こうとしてる。」

「あの人、定職に就いたんですか・・・?」

「さぁ。でも・・・・、探さないで欲しいって。」
伝説のポケモンを探しに行ったのだろうね、とマツバさんは言うが冬のあの地帯は危険である。

一度だけシンオウの友人に借りたアルセウスと共に飛ばされた事はあった。

「ええっ!?あんな危険な場所に?」

「大丈夫だよ。そういうのミナキくん慣れてるし・・・・、たぶん。」

「俺も行きます!!!あざーっしたっ!!」

マツバさんが引きとめるのも振り切って、俺は準備をしようとコガネまでピジョットで飛んだ。


・ ・ ・
「ミナキくん、どうしよう・・・。」

ずっとミナキくんは僕の家に泊まっている。しばらく気持ちを落ちつけようとバトルしてみたり遊びに行ったりと、

なかなか楽しい生活を送ってはいるが、これをヒビキくんに黙っていた事を今になって後悔した。

「なんだと、ヒビキが!」

「本当にシント遺跡まで行っちゃったりするの?」

適当に、行く気も無くすような険しい遺跡を言った自分がたまらなく悔しい。

「決まっているだろう、今すぐ行くぞ!!!!」

あんなにあこがれていてくれたトレーナーとしての後輩が心配してくれている。

ならば、ミナキくんの気持ちは決まっていた。

「あ、でも着いたら連絡くれるって。」

「それもそうだな・・・、ヒビキはあれでチャンピオンだ。」

あの『図太い』バクフーンと鍛え抜かれたポケモンたちがいれば大丈夫だとは思う。

豪雪地帯で、風景はシンオウに似ているとも聞く。どんな場所だろう。

「また電話してみるよ・・・。」

まっすぐな金色の瞳を思い出して、ひとまず落ち着いて構えることにした。

*****
マツバさんがでかいお屋敷に住んでたらいいな、という妄想。
地図的に見て湖あたりから登れそうな気もする、シント遺跡。
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マリー
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性別:
女性
誕生日:
1992/08/15
職業:
高校生
趣味:
アニメ鑑賞とゲーム、弓道(初段)、書道
自己紹介:
片田舎の高校に通う腐女子です。
好きなのはポケモンのゲンさんとヒョウタとクロツグとライバルと男主人公。
ガンダム00ではグラハム・エーカー好きです。

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佐橋俊彦さん の音楽が大好きです。
よく聴きながら書いてます。
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